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ふるさと納税寄附金使い道②〜こどもの医療費〜

平成29年4月1日からこどもの医療費の無料化を実施している綾町。この財源には皆様からのふるさと納税の寄附も使われています。

綾小学校5年生による郷土芸能「薙刀踊り」

\ 実は綾町はこどもの医療費が無料!/

対象は町内に住む中学3年生以下の児童で、所得制限はなく、外来と薬局の窓口支払いが無料です。入院費も就学前までは無料、小中学生は償還払いという子育て世帯には大変助かる制度です。

宮崎市は現在、乳幼児無料、小中学生の外来の窓口支払いが1医療機関あたり月200円。都城市は令和5年度から無料化。ということですから、綾町はかなり早い段階から医療費の無料化に取り組んでいたと言えます。

子育て世代に優しいまちづくりを

平成29年度以前は就学時前児童のみが無料だった綾町のこどもの医療費ですが、人口減少の波を受け、当時の町長が子育て世代に優しいまちづくりを目指したことから中学3年生までの医療費無料化が実施となりました。

そのかいがあってか町の唯一の小学校「綾小学校」のクラス数は現在もひと学年2〜3クラス。そんなにあるの!?と驚かれることもしばしば。中学校も1校のみのため、綾のこども達はみな家族のように育っていきます。

自治公民館活動が活発な綾町では、夏休みは公民館に行く「登館日」があります。
登館日では地区の大人も一緒に夏休みの1日を過ごします。
こちらは夏まつり。綾町で育つこども達がたくさん笑顔になれる町でありたい!


3歳から中学2年生まで4人のお子様がいる清水さんは、

「こどもが4人いるので医療費が無料なのは本当に助かっています。体調が悪くなった時の受診もそうですが、歯医者さんの定期検診に連れて行けるというのがとても助かっています。ありがとうございます。」

と、話してくれました。
確かに歯医者さんの定期検診に行けるのはありがたい!
歯は一生ものですもんね。

きゅうり農家でお弁当屋さんでもある清水さん一家

かくいう私も、先日こどもが骨折し手術、入院となったときは本当に助かりました。。

「医療費が無償化になったことでお子様を育てる助けになっているとよいなと思います。ご寄附いただきありがとうございます。」と話す綾町役場福祉保健課の職員

綾町のこども達は皆様の寄附のおかげで元気いっぱいに育っています!
綾町のふるさと納税にご寄附いただきありがとうございます(^^)

小さくても活気のある住み良い町を目指して

今後とも綾町を応援よろしくお願いいたします!

綾町は人口約6800人。
日本最大級の照葉樹林の森と、高さ142mの吊橋がある小さな町です。
昭和48年から、農薬・化学肥料を使用しない自然生態系農業に町全体で取り組んでおり、2013年には32年ぶり日本で5カ所目となるユネスコエコパークに登録されました。