綾町のなんでんかんでん通信 No.3
6月になり、綾町でも「アユ解禁日」を迎えました!
美しい綾町の川で、釣り人たちがアユ釣りを楽しむ様子をみると、
今年も6月がやってきたな~と感じます(^^♪
今月は、そんな解禁したばかりの「アユ」のお話です。
あゆのお宿『山水』
5月中旬から6月には、蛍が美しく舞う「綾北川」のそばにあるお宿『山水』
絶品のアユ定食は、宿泊客はもちろん、地元の方にも大好評です。
もともとは滋賀県で養殖業を営んでいた猿渡さん。
綾町の”水”に惚れ込んで、ご夫婦で53年前に綾町へ移住してきました。
名水100選にも選ばれている綾町の水に、独自配合した栄養たっぷりの餌。
照葉樹林に囲まれた自然の中で養殖されたアユは、程よく身が引き締まり、塩焼きするとふわふわに♪
息子さんご夫婦が継がれて以降も、代々「山水」でのこだわりは、
「綾町の自然に近い形で、養殖をする」ということ。
餌に脂を多く混ぜれば、大きなアユを育てることができる中、猿渡さんは…
「綾町では多くの野菜が無農薬で育てられ、自然生態系を何よりも大事にしている。その風土を私たちも守っていきたい」と、話します。
猿渡さんは、「巡り巡って綾町にもっとアユが増えますように」という想いを込めて放流活動も行っています。
『自然生態系を守りながら―。作りながら―。伝えていく―。』
今も綾町に美しい自然があるのは、多くの町民に自然生態系の考え方が根付いているからかもしれません。
「山水」には、昔食べた味を次は子どもに…と、世代を超えて足しげく通うお客さんが数知れず。近くには綾町が誇る照葉樹林の山々があり、昆虫研究者たちも常連だといいます。
ぜひ綾町へいらした際は、絶品アユと、猿渡さんご家族の温かい人柄に触れてみてください。
山水さんの詳しい記事はこちらから↓
■絶品ハンバーガーが食べられる観光案内所!
「綾手づくりほんものセンター」敷地内にある『インディゴターミナル』
観光案内やレンタサイクル、そしてハンバーガー屋さんが併設されています!
『インディゴターミナル』は、自然豊かな綾町の緑と水の色から着想を得て「藍色」の英訳である「インディゴ」と、
人が集う場所を意味する「ターミナル」を組み合わせたもの。
「インディゴバーガー」で使われる野菜はすべて綾町産!
バンズは綾町のパン職人の手作り!
肉厚ジューシーなハンバーグに、カリッフワッなバンズ、噛むほどに甘い綾町の新鮮野菜が絶妙にマッチします♪
◆◇綾小学校 野菜づくり◇◆
綾小学校の5年生は週に2回、授業の中で野菜づくりをしています。
5月末は、誘引や脇芽、雑草取りなどを学びました。
トカゲやカエルに直接触れながら、自分たちで野菜を育てる機会があるのも綾町ならではです♪