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slowly slowly 特集記事

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綾町ふるさと納税係が隔月で発行している広報誌slowly slowlyの特集記事をまとめていきます。
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しげながきのこ

食品ロス。 フードロス。 まだ食べられるのに廃棄されている食品の量。552万トン。これは、世界中の飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧支援量の1.2倍相当です。もったいないと思いませんか………なんて言われて私に何ができるだろう。 悲観的で世界規模な話になると、自分にできることは何もないような気がしてしまう。これからの時代はきっと悲観的なアピールよりも楽しいアクションだ。美味しい。可愛い。面白い。そんな気持ちで行動したら、意図せず問題解決に協力してしまっている……これがいい。

日向夏

日向夏の袋掛けは毎年台風シーズン前に終わっていないといけない。袋をかけるのは強風で枝が揺れ果実に傷がつくのを防ぐためなのだが、その数は膨大だ。たしか自分は、全ての実に袋をかけるのは相当大変ですね。と、言ったと思う。 そう言いながら袋をかける。 キラキラの宝石みたいな日向夏になるように。 きれいな黄色の果皮をりんごのように薄く剥き、アルベドと呼ばれるふわふわした白皮も一緒に食べるのが特徴的な日向夏は、江戸時代に宮崎市の真方安太郎さんの庭で発見されたタチバナが花粉親の偶発実生